◎この記事は古くなっています。詳細はメーカーウェブサイトなどでご確認願います。

 


 

今回見積もりの現場でお客様と比較検討した事例を紹介してみます。

ここでは1機種だけを比較していますがポイントさえ分かっていればご自分で比較検討できます。

お手元のカタログかメーカーウェブサイトの電子カタログをご覧ください。

比較したのはダイキンエコジアス80 壁掛P56形 SZZA56CANT と

日立省エネの達人プレミアム 壁掛P56形 RPK-56GH1 です。

どちらも三相200Vの超省エネを謳う省エネ上位機種です。

比較した項目は下記の通りです。

ダイキンSZZA56CANT 日立RPK-56GH1
APF(通年エネルギー消費効率)
※数値が大きいほど省エネと言えます。
5.0 5.2
圧縮機電動機出力(kW)
※電気料の基本料金に影響します。
1.22 0.95
冷房時中間消費電力(kW) 0.44 0.392
冷房時力率(%)
※85%以上は基本料金が5%割引されます。
東京電力
90 94.5
ファン風量(㎥/min)
※風量が多いほど早く空調できます。
12/10/8 15/14/13/10
冷房時室内機運転音(dB)
※静音性の比較です。
41/38/35 42/40/38/33
定価(税別)
※ワイヤレスリモコン仕様で比較
556,000円 513,000円

ダイキンの方が室内機の横幅が795mmで日立の1,150mmと比べると大変コンパクトです。

今回このコンパクト性は無視することになり、お客様が総合的に判断された結果、日立のRPK-56GH1をお求めいただきました。

今回機器入れ替えのお客様でしたが、現行の同等容量のエアコン(定速機)1.7kWのものが2台ありました。他にも業務用エアコンをお使いで、合計7kWの契約で毎月7,000円以上基本料金を支払っておられたようです。契約の変更で毎月の基本料金が大幅に下がり、電気使用料金の方もこれまでの半分以下となる見込みです。

目先の導入コストを抑えるより長い目で見るランニングコスト重視で省エネエアコンを選定しましょう!